友人


友人

*:*【いつか、また会おう】*:*

2014.8.19

友人の命日が、もうすぐ近づいてくる。

26才で、とつぜん他界したカレは
私に『生きる』とは何かを、深く…深く考える機会を与えてくださいました。

「じゃあね」も「またね」も「今度ね」も通用しない。
全てが一期一会で、今生の別れのようなものだと知りました。

お通夜で実家へあがらせていただいた私は、驚いてしまいました。

遺灰の向こうには、真っ白に光り輝くカレが立っていたのだから。

カレの周りには、光り輝く天使のような方々が、たくさんいらっしゃって

カレの後ろには、天高く続く光の道が真っすぐに、上へ上へと向かって延びていました。

「道に迷わないよう、お迎えがきてくれているんだね」
「すぐにでも天国へ旅立てる用意はできてるんだね」

それが解り感じとれて、喜ばしくもあり切なくもありました。

カレのことが観えても話せても、涙はとめどなく流れて…溢れて。

頭ではわかっていても、感情が追いつけない、私がいました。

『もう、泣かないで』って、優しい笑顔と少し困った顔で言ってくれるカレに

「心良く見送ってあげなきゃ」って、自分を勇めた。

『頼みたいことがあるんだ…』

母親の顔を寂しげに見ながら、カレは言った。

『家族にメッセージを伝えてほしい』

…涙で顔がクシャクシャな私。

まだ、心は動揺していて
声もしどろもどろで、巧く話せるかなんてわからない。
「気が動転しているから、また次の機会に」…なんて、甘えたことは言えない。

ご子息様が亡くなられて間もないご家族様へ、初対面の私がメッセージを伝えるとは
計り知れない悲しみの中にいるかたにとって無礼にあたるかもしれない。

気が狂れていると思われても、怒鳴られたとしてもしかたない。

だが、時を逃したくはない。   チャンスは今しかない。

自身を奮い立たせ、ご家族様へ事情を説明し

傍らでカレが語る最後のメッセージを、聞き漏らさぬよう一語一句…届けました。

ご家族様は、優しく私の言葉に耳を傾け、心深い愛情をもって涙ながらに受け取ってくださいました。

ふと…
前世でも同じようなことをしていた、と記憶がよぎりました。

立ち向かうしかない。   歩き続けるしかない。

されど培った経験は、チカラとなり、実となり、糧となり
多くを潤す水となりて、泉となりて、大海原となりて、たくさんの救いとなれますように。

いつか、また会おう。

私も生き抜いてゆけるよう見護っていてください。

ご家族様におかれましては、今でも本当に「感謝」しか言いようがありません。

「ありがとうございます!」 近々、会いに伺います。

琉球スピリチュアルガイド
おつなぎ役  我那覇れな

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