Kouri
アダムとイブ神話
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【古宇利島に伝わる琉球版アダムとイブ神話】
昔々、古宇利島に若い男女が降り立ちました。
二人は天から賜ったモチを食べて暮らしていましたが、モチを蓄える智恵をつけた時から頂け無くなります。
天を仰ぎ『お月様、モチをくださいまし』と祈ったが、その甲斐なくモチが降ってくることはありませんでした。
それ以来、人は働くことを覚え、生き物のツガイを見て子を成すことを知るようになります。
そして、裸体でいる恥ずかしさに気づき、聖なるクバの葉で身を包むようになりました。
智恵や道徳心を得た2人が、沖縄の先祖だと伝承されています。

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