私に視えているものが、周りの人には見えない?
そう気づいたのは、保育園の日々の出来事からでした。
幼児の私は、人様も御霊様も同じようにみえ、日常的に御霊様と会話しており、それは皆が普通に出来ることと思っていたのですが・・
保育園に通いはじめると、先生が「どうして独りで遊んでいるの?」と頻繁に尋ねてくるのです。
独りじゃないよ。目の前に人がいるよ?と不思議に思い、目前の遊び相手(先生には見えていない御霊様)の顔や特徴や服装、話している内容を伝えると先生が驚いてしまう。そんなことが日常茶飯事でした。
「どうして、窓ガラスや壁に全速力で激突しちゃうの?」
その訳は、壁を通り抜けた御霊様を追いかけて、同じように通り抜けられると信じていたら、思いっきり頭を強打してケガをしたり。
「どうして、高いところから飛んじゃうの?」
その訳は、御霊様が上空に飛んだから、私もできると思って木の上から飛んだら、落ちてスリ傷ができちゃったり。
不可解きわまりない、その行動と言動に親も先生も気苦労が絶えなかったと思います。当時はとてもお世話になり、心から感謝しています。
また、幼児の私はというと、理解されない孤独感と周囲から疑心暗鬼の目を向けられる大変さに向き合っていました。
いま大人に成長した私の経験から伝えられることは。
話に耳を傾けて、その話が事実かどうかよりも【まるごと心を抱きしめて包んであげること】その安心感の積み重ねで、人は逞ましく成長してゆくのだと感じています。
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